中国語物劇JU

ドラマレビュー専用ブログにしました。

中国ファンタジードラマ・仙剣四(4)

第4話 お酒を飲む・婚約してしまう

天河と玄影が対峙しているところに菱纱が現れ、玄影は友人だと話、剣を引き渡すように頼んだが、玄影は剣を握ることができず振り向いて逃げます。
危機が終わった後、天河は嬉しそうに菱纱の肖像画(手配書)を取り出し、菱纱はすぐに逃げようとしますが、
捕らえに来た捕手長の裴剑に阻止され、口論の最中、裴剑は天河が実際には寿陽奉行の柳世封の旧友である雲天青の息子であることを知り、親切に招待します。
ひと悶着あった後、結局天河は柳邸を訪問し、菱纱は牢に拘留されます。
天河ヘと菱纱が別れる前、菱纱は何もわからないであろう天河ヘに、分からないときは「哦」と答えるように言いました。
柳邸を訪れた天河は、19年前の寿陽での妖怪の乱の際、父、天青が柳家の娘を救ったことを知ります。
柳奉行によれば、彼の父親は太平村の悪ではなく、英雄だった聞き、天河は心から喜んだ。
天青が亡くなったことを知った柳県令は涙を流しました。二人は遅くまで会って、楽しくお酒を飲んでいました。
柳世封は天河の素朴さと純真さを見て、娘の柳夢璃と天河を婚約させたいと考え尋ねました。
天河は生まれて初めて酒を飲みましたが、酔った後、菱纱の指示を思い出し、婚約の話に「哦」と言って眠りに落ちました。

夜、牢獄に囚われていた菱纱は玄影に救出され、玄影から天河と「望舒剣」を琼华へ連れて行くよう指示され、天河を迎えに行きますが、庭に出ると柳家の庭は幻想の世界のようです。そこで殺気を感じます。
2人は再び虚召たちに襲われます。
天河たちが柳家の庭だと思っていたのはどうやら固有結界みたいなものだったようです。天河たちはそこの現れた美女に助けられます。


天河は何も知らないとはいえ結婚するって答えてしまいましたね。。。
柳世封は雲天青と兄弟になったと話していました。そして天河には伯伯と呼ぶように言いますが、天河は波波bōbōと間違えました。叔父を表す伯伯bóboと感じが同じです。まあそれで勘違いしたということでしょう。
波波bōbō=走り騒ぐさま.忙しくそわそわするさま.気がいらだつさま
ちなみに中国語でのおじさん、おばさんって結構複雑で特に叔父というのが面倒です。
[父の兄]伯伯bóbo
[父の弟]叔叔shūshu、
[父の姉妹.おば]姑姑gūgu、
[母の兄弟]舅舅jiùjiu.
[母の姉妹]姨妈yímā

一方下甥姪というのは以下のようになります。
[兄弟方]侄子zhízi
[姉妹方]甥shēng
[兄弟のむすめ]侄女zhínǚ
[姉妹のむすめ]外甥女wàishengnǚ.
shūzhí【叔侄】おじとおいの間柄

中国ファンタジードラマ・仙剣四(3)

第3話 見解
文鳐に襲われる菱纱と天河、そして危ない時に、紫英が文鳐を撃退します。すると村人たちは目を覚まして二人に謝り、感謝の意を表した。
このことで天河は両親の過去の出来事と剣の起源を知りたいと思います、菱纱はこれを手伝うといいます。
二人は天平村を出て潮湖のほとりで寝た。 菱纱は自分の雇い主に知らせるために札を放ちます。
手掛かりを見つけるための手がかりという口実で天河と寿阳に行くことにしますが、
潮湖に隠れていた二匹の怪物、风邪と文鳐が出てきて、剣を奪おうとしますが再び紫英が現れ、戦いの末、风邪を倒します。
风邪は身を挺して文鳐を逃がします。 菱纱と天河は何度かの紫英さんの助けに感謝したが、妖怪に対する天河と紫英との見解は全く異なっていました。
紫英は天河の手にある「望舒剣」を調べて剣の起源を推測し、天河の霊力を試したところ、天河の体格が前例のないものであることが判明した。
天河は偶然、紫英の持っていた玉の模様が両親が残した霊光藻玉の模様と同じであることを発見し、これが琼华のロゴであることを知りました。
天河は両親の過去の出来事を探るため、昆諭山にある琼华へ行くことにした。

同じ頃、妖怪族のリーダー?である北柯が御南王の墓にやって来て、御南王の魂に紫晶石(アメジスト)の欠片を与え、罠を仕掛けました。
菱纱と天河は寿阳に到着、菱纱は友達に会いに行くと嘘をついてその場をはなれますが、実は自分のの雇い主である玄影に会いに行きます。

解説と感想

风邪と文鳐ですが鳐ってエイという意味です。風邪ってかぜなんですけど豹みたいな妖怪です。いきってましたが、紫英の相手ではありませんでしたね。
天河は自分の両親が悪く言わているのを信じられず、真相とを知りたいと思います
今回で、天河は良妖怪と人間は共存出来ると考えていますが、紫英は妖怪はすべて抹殺するスタンスです。この辺り意見が分かれているのが、過去の話とつながっているのではないかと思います。
面白かったのが、菱纱と紫英の以下のやり取りです。

菱纱:你这个冰块脸
菱纱:每次你问我们的问题 我们都回答你的 怎么我们一问你 你就不理我们
紫英:法阵无法检测出他的灵力修为 我自入琼华 从未见过如此 待我问清楚再告知于你
菱纱:哼
菱纱:不知道就不知道嘛还装高深呢
菱纱:走了 我们去找好吃的
天河:等等
天河:小前辈谢谢你救了我们 你应该饿了吧
天河:要不这样 我那我的望舒剑 去给你戳几个只野兔子考了吃
紫英:望舒剑!
紫英:你怎么用望舒剑做这等污秽之事
菱纱:哎
菱纱:你们叫它望舒 但是呢
菱纱:天河 告诉他 它叫什么
天河:我给它起了一个名字 叫这是剑
紫英:够了
菱纱:凶什么凶啊 那谁的剑谁起名嘛 你别以为你的剑能飞 就比天河的剑高贵多少 那剑的好坏在于持剑者的心
菱纱:我严重怀疑你别有用心哦
紫英:啧
菱纱:你那个”啧” 什么意思啊
菱纱:被我说中心虚了吧
紫英:クワッっと菱纱を睨む
菱纱:还瞪我 他瞪我
菱纱:我现在就觉得 你跟那群妖怪一定是一伙的 对这把剑都别有企图
天河:菱纱~

この中で天河が紫英に腹が減ったでしょう、なら私の望舒剣に兎を突き刺して焼いて食べようというと
紫英は「够了」もういいといって起こります。
それに対して菱纱は「凶什么凶啊」なに怒ってるのというくだり、
紫英はこの二人がふざけている、自分をからかっていると思ったのでしょうかね。。
結局紫英は逃げるように去っていきます。
菱纱はかわいい顔して口悪いですね。というか現代の中国人女性にもこういうのいますよね。。。天河はあきれています。


冰块脸=氷りのような冷たい顔(表情がない)
戳chuō=突き刺す
污秽wūhuì=汚い.汚れた.不潔である
用心yòngxīn=下心
瞪dèng=にらみつける
企图qǐtú=たくらむ

後はこの会話の中の感嘆詞(叹词)というやつですね。実際は字幕に出てこないものもあるのでとりあえずそうであろうと思われるものを上げます。
哼 hēng hng →満を表す フン!というかんじですね。
哎 ,欸,诶 āi,ěi →呼びかけや注意を促す,意外や不満の意を表す。ねえ、ちょっと
喂 wèi →おい.もしもし ここではおい!という意味でしょうね
啧 zé →舌打ちの音 チッ 
哦 ò →ははん.ああ,相槌、わかった

哦は菱纱が天河に何か聞かれたら「哦」と答えておきなさいと言言いましたが、あいづちやわかったの意味があるからです。
アイは意味沢山ありすぎますね。派生でアイヤーとかアイヨーとかたくさんあります。感嘆詞はほかにも嗯(en)とか哇(wa)などたくさんあります。

役者

仙剣四の4人と19年前の3人を演じる役者さんを調べてみました。
役者名=役名
鞠婧祎(Cecily)=韩菱纱
陈哲=云天河
毛晓慧=柳梦璃
茅子俊=慕容紫英
陈楚河=云天青
汪铎=玄霄、玄影
李沐宸=夙玉

中国ファンタジードラマ・仙剣四(2)

第2話 下界

菱纱は天河が眠っている間に「望舒剣」を盗み青鸾峰から逃げます。
しかし菱纱は「望舒剣」を持つと、めまいがして脱力してしまうと感じ、剣をあまり遠くまで運ぶことができません。
この時、黒服を着た二人の男が天河たちの所へ向かっていくのを見ます。
菱纱は天河の身の安全を心配し、急いで戻ります。
二人の黒服の男(虚召と怀礼)が天河に「望舒剣」の引き渡しを強要し、大猪妖が天河を助けるためにやってきます。
大猪妖は、天河の父、雲天青から天河を守るよう託されていたことがわかります。
両者は戦い、大猪妖は天河を守るために致命傷をおいます。
危機的な瞬間に、菱纱は​​行動を起こし、「望舒剣」を天河に返して、天河は父親が使用していた陣を使用して2人の敵を撃退しました。
大猪妖は重傷を負い死亡しましたが、死ぬ前に、天河が山を下りないようにという雲天青の指示を伝えました。
大猪妖の子供小猪妖は復讐を誓います。
菱纱は天河ヘの母親の遺物である藻玉を利用し、最終的には山を下りて見てみるように天河を説得します。
再び黒服が到着し、厳しい状況になりますが、慕容紫英が現れ天河を助けます。
菱纱は天河を引っ張って隙を見て逃走します。

虚召は紫英に撃退され、清风涧に戻り、重光に起こったことをつたえますが、重光は天河が「望舒剣」の新たな宿主であると判断します。


天河と菱纱は山のふもとの太平村にやって来ました。
天河は初めて見る世界に好奇心旺盛ですが、社会のルールが分からず問題も多かったですが、幸いにも菱纱が助けてくれました。
潮湖妖族の文鳐に蛊惑された村人たちは天河が雲天青の息子であることを知り社交歌劇で避難し天河はショックを受けます


菱纱は「望舒剣」を盗むことに成功しますが、天河の人の好さに割り切れない感じですね。(結局返してしまいます)
「望舒剣」は持つと手が凍り付く(虚召)、気分が悪くなる(菱纱)、なんともない(天河)という現象になるようです。
そのための箱だったのですが。。。割られてしまいました。
琼华派の長老から「望舒剣」を奪還するように命令される虚召を同じく琼华派の慕容紫英がそれを防ぐというよくわからない状況(同じ派閥で情報共有されていない。)です。
紫英は敵も琼华派の者ではないかと疑いますがまあ当然ですよね。

天河は父の言いつけを破ってとうとう下界に降りました。その力を利用されない為にといっていましたがどんな力があるのでしょうかね。まあこれは後から(32話ぐらいで)わかります。
妖族は今のところなぜ「望舒剣」を欲しているのかわかりませんが、村人を操るより直接敵に出たほうが良いと思うのですが、どういう意図があったのでしょうね。

中国ファンタジードラマ・仙剣四(1)

ドラマ仙剣四は2024年1月17日から爱奇艺で始まっています。
本作はゲーム『仙剑奇侠传四』を原作とした作品のようです。最近こういうファンタジー系の草食美男子が出てくるファンタジードラマが多いですね。
登場人物
韩菱纱、云天河、慕容紫英、柳梦璃四人の物語ということで四となっているのでしょうね。

1話 始動

19年前、琼华派は望舒と羲和の双剣を使って妖界を縛り霊力を奪い、人間と妖怪の戦争が勃発し、双方に多大な犠牲を出した。
琼华派の弟子である雲天青と夙玉は、不老不死を養うという琼华派の理念をめぐる意見の相違から、琼华派を離れ青鸾峰に来て息子の雲天河を産みますが、ほどなくして夙玉がなくなり、天河が幼い時に父、雲天青もなくなります。

崆山青鸾峰の結界内で、云天河は気ままな生活を送っています。
ある日、韩菱纱が青鸾峰の結界内に侵入し、天河と出会います。
幼い頃に父親を亡くし、一度も結界から出たことのなかった天河は、初めて部外者と出会い、初めての女性にも出会った。
菱纱は神剣を求めて天河の父母の墓に入り、氷の棺桶には天河の両親が眠っていて、天河は母の遺骨を見て悲しくも嬉しかった。
天河と菱纱は誤って剣を握りました。
鉄の剣の錆びの汚れが消え、剣のエネルギーが急増し、冷たいビームが出ます
巨大な剣のエネルギーが墓を崩壊させ、二人は慌てて逃走した。
韩菱纱が剣の由来を尋ねると、その剣は「这是剑」(これは剣)と名付け、両親が遺してくれたものだとはなします。
韩菱纱はこの剣自分が盗もうとした「望舒剑」だと思います。
この現象(ビーム)によって、千里離れた琼华派の禁地に氷付けにされていた玄霄が目覚めます。
琼华の掌门である夙瑶が禁地で玄霄と会います。
一方清风涧山谷内では琼华の長老重光がひそかに虚召を呼び望舒剑を取り戻すように命じます。その際に望舒剑は普通に人は触れないので箱に入れて持ってくるように専用の箱を用意しました。
潜伏していた妖族(妖怪族)も剣の光を見て「望舒剑」をGETしようとします。
同時に琼华骄子の慕容紫英も崆山の異変を察知して調査に向かいます。

感想・解説

という内容ですが、これいきなり読んでわかりますかね。
19年前に妖怪と人の戦いがあって、その結果琼华派を離れた雲天青と夙玉の息子の物語ということでしょうね。最初少しだけ雲天河の幼少期の話があり、時間は進みます。
琼华派=昆仑八派の一つ(修仙=仙人になる修行をする集団)

雲天河は崆山の青鸾峰という場所に住んでいます。そこで彼は妖怪たちと一緒に暮らしています。
そこに韓菱纱が現れるわけですが、韓菱纱の目的は「望舒剣」です。
韓菱纱は青鸾峰の結界内にあっさりと入りました。これはただの視界疎外の結界だったのでしょうかねその辺は描写がないです。
韩菱纱と雲天河が同時に剣を持つとビームが出ました。このビームのせいでいろいろな人に「望舒剣」の場所が知られることになります。
ということで物語の始まりになります。